国土交通省は11月15日、令和4年度トラック輸送の省エネ化推進事業の4次公募として、車両動態管理システム等の導入補助を追加募集すると発表した。
トラック事業者と荷主が連携して物流全体の効率化を図ることで、トラック輸送の省エネ化を推進するため、トラック事業者に対して、車両動態管理システム等の導入を支援する。1次公募から3次公募までは既に終了しており、追加で4次公募を11月21日から開始する。
運輸部門でエネルギー消費量の約4割を占めるトラック輸送において、省エネの取組を行うことは重要となっている。しかし、トラック事業者が単独でこの取組を行うには限界があるため、トラック事業者と荷主等が連携して物流全体の効率化を図り、省エネ化を推進していく必要がある。そこで、「トラック輸送の省エネ化推進事業」を実施し、トラック輸送における省エネ化を推進していくものだ。
トラック事業者と荷主等との連携を要件に、車両動態管理システム等の導入に要する経費の一部を補助し、このシステムの活用による輸送の効率化を実証する事業となる。
補助事業の執行団体はパシフィックコンサルタンツ、パシフィックリプロサービスとなる。
■陸上輸送省エネ推進事業事務局
https://www.pacific-hojo.jp/2022r04/index.html