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シーアールイー/兵庫県伊丹市に3万m2のマルチ型物流施設を竣工

2022年11月16日/物流施設

シーアールイー(CRE)は11月15日、兵庫県伊丹市において開発を進めていた物流施設「ロジスクエア伊丹」が同日竣工したと発表した。

<ロジスクエア伊丹の全景>
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「ロジスクエア伊丹」は、大阪国際空港(伊丹空港)至近に位置し、大阪市内の中心部までは約15kmの場所にある。阪神高速池田線「豊中北」ICからは約2.5kmと大阪市内への配送はもとより、大阪府や兵庫県をはじめとする関西主要都市への広域物流拠点として立地メリットを有している。

「ロジスクエア伊丹」は 1万7961.85m2の敷地に地上3階建て、延べ面積2万9978.07m2の2分割が可能なマルチテナント型物流施設で、施設のマスタープランとして、ワンフロア約3000坪の3層で、北側と東側の2面に配置するトラックバースは大型トラック27台が同時接車可能となっており、4台分の待機スペースと合わせて、効率的なオペレーションを実現する。

倉庫部分の基本スペックとして、外壁には金属断熱サンドイッチパネル、床荷重は1.5t/m2(2.0tフォークリフト対応可)、有効高さは各階 5.5m以上を確保している。昇降設備については、荷物用エレベーター(積載荷重4.1t)を2基、垂直搬送機を4基、ドックレベラーを2基実装。さらに、将来的なオペレーション変更時の対応も想定し、庫内空調設備設置の際の配管ルートや室外機置場・キュービクル増設スペース等の確保、事務所の増床を想定した法的な対応等、入居テナントの将来ニーズにも一定の対応ができる仕様とし、様々な物流ニーズに対応し得る機能性・汎用性を兼ね備えた当社の基本スペックを満足した施設となっている。

環境対策としては、全館LED照明、人感センサー、節水型衛生器具を採用し、環境や省エネルギーに配慮した施設計画によりCASBEEのAランクを取得している。

また、営業倉庫としても、倉庫業法の基準適合確認制度の認定を受ける予定である為、テナント企業が登録を行う際の手続きが簡素化され、スムーズな施設運用が可能となる。

なお、伊丹市は総人口19万7000人超、世帯数約8万3000世帯であり、日本の総人口が減少に転じた2008年以降も人口は微増傾向にあり、また、伊丹市と隣接する豊中市、池田市、尼崎市は大阪市のベットタウンとして多くの人口を擁している。「ロジスクエア伊丹」は JR伊丹駅から徒歩圏にあることからも、雇用の面において優位性を備えている(2022年1月1日時点:伊丹市ホームページより)。

■ロジスクエア伊丹の概要
施設名称:ロジスクエア伊丹
所在地:兵庫県伊丹市桑津一丁目
敷地面積:1万7961.85m2(5433.45坪)
用途地域:工業地域
主要用途:倉庫(倉庫業を営む倉庫)
構造規模:鉄骨造 地上3階建て
延ベ面積:2万9978.07m2(9068.36坪)
着工:2021年9月1日
竣工:2022年11月15日
設計施工:髙松建設
監理監修:INA新建築研究所

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