商船三井は1月10日、環境負荷の低いLNG(液化天然ガス)を主燃料とする自動車船の新シリーズ名および新船体カラーデザインを決定したと発表した。商船三井は、2024年から2025年にかけ順次竣工予定の7000台積みLNG燃料自動車船を計8隻を発注しており、本船にも今回決定した新シリーズ名および新船体カラーデザインが採用される。
新シリーズ名は、「BLUE(ブルー)」シリーズと決定。商船三井グループの企業理念「青い海から人々の毎日を支え、豊かな未来をひらきます」を体現し、「地球・空・海・木々がもつ様々な“青”の美しさを未来へ繋いでいきたい」という本船に込めた想いをシンプルに表現。
また新たな船体カラーデザインは、商船三井の自動車輸送サービスの世界統一ブランド「MOL ACE(エム・オー・エル・エース)」のモチーフである「A」の文字を新しい形状でデザインすることで、「MOL ACE」の進化を大胆に表現した。船首部分はターコイズブルーを採用することで、環境イメージの強いグリーンと、商船三井のブランドカラーであるブルーの融合を演出し、環境問題に対して商船三井グループとして挑戦し続ける様を表現。船尾部分から船首部分までの青色は、前シリーズ「FLEXIE(フレキシ―)」シリーズと同じ青色を使用することで、古き良き伝統の継承を表現している。
商船三井は「自動車輸送サービスの世界統一ブランド「MOL ACE」の下、新たなシリーズ・デザインと共に、“安全”・“安心”をベースに、今後ますます多様化する顧客のニーズに的確に対応していきながら、完成車のゼロ・エミッション輸送という新たな価値提供およびステークホルダーから選ばれ続ける企業を目指し、さらに前進する」としている。
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