エーアイテイーが1月11日に発表した2023年2月期第3四半期決算によると、売上高556億8900万円（前年同期比25.8％増）、営業利益45億6900万円（54.5％増）、経常利益47億8800万円（51.8％増）、親会社に帰属する当期利益32億6500万円（63.8％増）となった。
上海でのロックダウンの影響と円安進行により一部の顧客で輸入を控える動きもあり、コンテナの取扱量並びに通関受注は前年同期と比較して減少した。しかしながら、中国航路の海上運賃が高い水準を保っていることに加え、円安進行が収益拡大の更なる追い風となり、物量等の減少による収益の低下要因を十分に補うことが出来た。また、DXへの取組みにも継続して注力する等して業務の効率化を推進し、可能な限りの販売費及び一般管理費の抑制にも努め、利益の創出を図ってきた。
この結果、売上高は増加し、好調に推移したことにより、営業利益、経常利益、当期利益共に増加した。
通期は、売上高693億円（15.6％増）、営業利益49億3000万円（37.7％増）、経常利益49億8000万円（30.3％増）、親会社に帰属する当期利益34億3000万円（44.9％増）を見込んでいる。
