福島県伊達市は12月20日、伊達市新工業団地に立地を予定している企業各社と、立地基本協定を締結したと発表した。
進出企業は大和ハウス工業、荏原製作所、ジーエルサイエンス、生活協同組合パルシステム福島の4社。
<大和ハウス工業の乾 福島支社長(左)、伊達市の須田市長(右)>
大和ハウス工業は約3万m2の区画に進出し、マルチテナント型物流施設の建設を計画している。
操業開始は2024年中を予定。同社による福島県でのマルチテナント型物流施設開発は「DPL郡山I」と「同II」、「DPL福島須賀川」に次いで4か所目となる。
<生活協同組合パルシステム福島の横田代表理事(左)、伊達市の須田市長(右)>
生活協同組合パルシステム福島は、約8000m2の区画に県北地区の戸別配送センターの建設を計画している。
同センターを開設することで、組合員に対する戸別配送サービスでの配送品の保管と配送エリアの拡充を図る。センターの稼働は2024年3月を予定している。
伊達市新工業団地は、2021年4月に全線開通した東北中央自動車道の「伊達中央IC」から1km、阿武隈急行「保原駅」から700mの立地。工場と物流関連施設を対象に、残り1区画(1万m2)で進出企業を募集している。
東京建物/冷凍・冷蔵、危険物倉庫等マルチ型の特殊倉庫開発に参入