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鴻池運輸/4~12月の売上高6.2%増、営業利益26.5%増

2023年02月10日/決算

鴻池運輸が2月10日に発表した2023年3月期第3四半期決算によると、売上高2371億1900万円(前年同期比6.2%増)、営業利益107億8100万円(26.5%増)、経常利益116億2400万円(20.3%増)、親会社に帰属する四半期純利益69億2600万円(2.6%減)となった。

セグメント別の複合ソリューション事業の売上高は1425億64百万円(4.3%増)、営業利益は102億7100万円(22.8%増)だった。

鉄鋼関連における生産請負作業での単価改定や大口スポット作業の獲得、空港関連における国内・国際旅客便の復便や受託領域の拡大、環境エンジニアリング関連における大型工事の受注、食品プロダクツ関連における得意先増産やそれに伴う倉庫・輸送取扱量の増加の一方、震災復興作業の終了、食品関連における一部得意先の減産もあった。

国内物流事業の売上高は、398億100万円(2.0%増)、営業利益25億1300万円(2.3%増)だった。

生活関連における食料品や通信販売品、食品関連における定温貨物の取扱量の増加により増収、燃料価格や電気料金の高騰はあったものの、増収効果に加え適正単価の収受及び業務効率化等により収益改善に努めた結果、増益となった。

国際物流事業の売上高は547億4400万円(15.0%増)、営業利益は取扱量の増加等により26億5000万円(19.4%増)だった。

経済回復に伴うベトナム・インド・アメリカでの取扱量の増加、大型案件の獲得、海上・航空運賃の高騰の継続等により増収、取扱量の増加等により増益となった。

通期は、売上高3120億円(3.5%増)、営業利益127億円(23.4%増)、経常利益140億円(18.2%増)、親会社に帰属する当期純利益86億円(7.7%増)を見込んでいる。

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