上組が2月10日に発表した2023年3月期第3四半期決算によると、売上高2084億6900万円(前年同期比6.4%増)、営業利益242億600万円(12.5%増)、経常利益271億8900万円(16.4%増)、親会社に帰属する四半期純利益188億1800万円(21.0%増)となった。
物流事業では、港湾運送で新倉庫の稼働開始に伴う保管貨物の増加やコンテナ、穀物、自動車関連部品の取扱いが増加。工場荷役請負も工場の操業度が上昇したことで取扱いが増加し、売上高は1857億6400万円(6.8%増)、営業利益は216億4800万円(16.7%増)となった。
同事業の売上高の内訳は、港湾運送が985億2100万円(11.0%増)、倉庫が283億2900万円(1.3%増)、国内運送が228億4100万円(3.1%減)、工場荷役請負が211億100万円(8.6%増)、国際運送が138億8400万円(4.5%増)など。
通期は、売上高2728億円(4.2%増)、営業利益305億円(6.9%増)、経常利益336億円(8.8%増)、親会社に帰属する当期純利益230億円(10.2%増)を見込んでいる。