LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





大和ハウス/新潟県初となる1.5万m2のマルチ型施設を着工

2023年02月13日/物流施設

大和ハウス工業は2月13日、新潟県新潟市西蒲区において、同月15日から新潟県初のマルチテナント型物流施設「DPL 新潟巻潟東」(平屋建て、敷地面積2万6663.65m2、延床面積1万5209.81m2)を着工すると発表した。竣工は2024年1月19日の予定。

<「DPL 新潟巻潟東」外観パース>
7647aa80c24c6fd5b6aac77ac7c14566 520x368 - 大和ハウス/新潟県初となる1.5万m2のマルチ型施設を着工

同社はこれまで、北信越地方においてマルチ型物流施設「DPL 富山射水」(2021年5月竣工)や「DPL 長野千曲」(2023年4月竣工予定)、BTS型物流施設「Dプロジェクト新潟見附」(2018年6月竣工)などを手掛けてきた。そして、同地方での更なる需要を見込み、「DPL 新潟巻潟東」を、工業団地「漆山企業団地」内に開発することとした。

同施設開発地は、北陸自動車道「巻潟東IC」まで約300mに位置し、新潟県全域はもとより、北陸や関東、東北地方の広域輸送のハブ拠点としても機能する。また「新潟空港」まで約34km(約30分)や「新潟港」まで約27km(約28分)など、陸路輸送だけではなく空路・海路輸送においてもアクセスしやすく、国内外への物流もカバーできる。

<広域地図(左)と詳細地図>
20230214daiwa1 520x192 - 大和ハウス/新潟県初となる1.5万m2のマルチ型施設を着工

同施設は、「漆山企業団地」はもとより、近接する工業団地内の製造業者や小売業者、関東方面への配送を手掛ける事業者などの入居を想定したマルチテナント型物流施設として、昨今の物流業界における市場環境の変化に伴った、幅広い物流ニーズに対応する。

最大4社のテナント企業(1区画 3311m2~)が入居可能で、雪や雨などの天候の影響を受けずに荷物の積み下ろしや通行ができるよう、最大47台接車可能なトラックバースを屋内に設けた。また各区画には事務所を設置できるほか、従業員約100人が雇用されることを想定し、96台分の従業員用駐車場と15台分の駐輪場も用意。さらに、危険物倉庫(延床面積 512.16m2)を併設し、石油やアルコール、動植物油などの燃えやすい液体(第4類危険物)を取り扱う企業も利用可能となっている。

■建物概要
名称:「DPL 新潟巻潟東」
所在地:新潟県新潟市西蒲区漆山 8293-1 他
交通:北陸自動車道「巻潟東IC」まで約300m
敷地面積:2万6663.65m2(8065.75坪)
建築面積:1万5244.05m2(4611.33坪)
延床面積:1万5209.81m2(4600.97坪)
賃貸面積:1万5030.29m2(4546.66坪)
構造・規模 :鉄骨造・平屋建て
最高高さ:9.23m、幅:149.5m、奥行き:114.6m
建物用途:マルチテナント型物流施設
事業主:大和ハウス工業
設計・施工:福田組
着工:2023年2月15日
竣工:2024年1月19日(予定)
入居:2024年2月1日(予定)
総事業費:約40億円

関連記事

物流施設に関する最新ニュース

最新ニュース