カルビーは2月21日、創業の地である広島（広島市佐伯区）に新工場を建設すると発表した。
＜「新広島工場（仮称）」完成イメージ＞
新工場には520億円を投じ、DXや地球環境に配慮した設備を導入。主にポテトチップス、Jagabee、小麦系スナックを製造する計画で、2024年4月に広島西工場（広島県廿日市市）を移転・拡張して操業を開始する。また、2037年以降には広島工場（同）の移転・集約も予定している。
新工場では「人と地球の笑顔をつくりだす、未来を形にする工場」をコンセプトに掲げ、再生可能エネルギーや循環型エネルギーシステムを導入するほか、生産ラインの自動化・省力化によって労働生産性の6割向上を目指す。
■「新広島工場（仮称）」概要
建設地：広島市佐伯区五日市港1-2-3
敷地面積：10万10m2
建物規模：【生産棟】鉄骨造4階建て延床面積5万1164m2
【原料供給棟】鉄骨造平屋建て延床面積3675m2
設備投資額：520億円（土地38億円、建物・構築物245億円、機械装置・運搬具220億円、ソフトウエア他17億円）
着工：2023年4月（予定）
操業開始：2024年12月より順次稼働開始（予定）
主な製造商品：ポテトチップス、Jagabee、小麦系スナック
生産能力：年間280億円
