NXベルギーは3月6日、日系フォワーダーとして初めて、Pharma Aeroに、今年1月25日に加盟したと発表した。
Pharma Aeroは、製薬会社、CEIV Pharma認証コミュニティ、空港会社やその他の航空貨物業界における共同連合。業界を超えて医薬品航空輸送の課題に取り組むプロジェクトを考案・開発することを目的に 2016年に発足され、ブリュッセル空港、マイアミ空港が主導で活動を行っている。
NXグループは、「NXグループ経営計画 2023～非連続な成長‟Dynamic Growth“～」において、医薬品産業を重点産業と位置付け、医薬品物流の高度化・多様化するニーズに応えるため、安心・安全な医薬品物流プラットフォームのグローバル展開を進めている。
NXベルギーは、2021年12月にブリュッセル国際空港の貨物地区内施設において、医薬品の適正流通基準である GDP（Good Distribution Practice）の認証を取得しており、医薬品の国際航空輸送に関わる温度管理、品質管理などのノウハウを有している。このほどPharma Aeroへ加盟したことで、世界の製薬会社、空港会社、医薬品輸送に特化した航空会社などとともに知識や専門性を共有、構築し、グローバルに展開するNXグループの国際温度管理輸送サービス、倉庫保管機能を組み合わせ、高品質な医薬品物流プラットフォームを提供していくとしている。
