防災テックベンチャーのSpecteeは、南海トラフ地震の被害想定やシナリオ、対応策などをまとめたレポート「しっかりと理解する南海トラフ地震」をホームページ上で無料公開している。
未曾有の大災害となり多くの企業が甚大な被害を受けた東日本大震災の発生から12年が経とうとしている今、その東日本大震災に匹敵または凌駕するとされる南海トラフ地震の発生が懸念されている。
1月には、政府の地震調査委員会が南海トラフ地震の今後20年以内の発生確率を50~60%から60%程度に引き上げており、発生確率は毎年少しずつ着実に上がっている。
こうした状況を受け、スペクティでは、地震や津波への備えを進めて欲しいとの思いから、南海トラフ地震の被害想定や被害シナリオ、具体的な対応策までをカバーしたレポートを作成・公開した。