エスライングループのエスラインギフは3月3日、47年間にわたり特別積合せ運送を行っていた「厚木支店」での業務を終了し、あらたに海老名市内において施設を新築し、「海老名支店」及び「海老名物流センター」としてオープンしたと発表した。
旧「厚木支店」は1975年の開設以来47年が経過し、施設の老朽化が進み、また、今以上の規模拡大が難しい状況ことからであることから、海老名市に土地を取得し同施設を新築。このほど移転した。同施設内には、「海老名支店」と「海老名物流センター」の2つの拠点を設置した。
発表によると、「海老名支店」は主に神奈川県西部の小口配送業務を、そして「海老名物流センター」は、主に倉庫保管・物流加工・貸切業務を担当する。東名・新東名高速道路・圏央道の3つの高速道路のインターチェンジに近いという好立地を活かし、従来からの小口配送業務だけではなく、顧客の物流に関連するあらゆるニーズに対し、同一施設内でワンストップで応えられる施設を目指す。
また、同施設の事務所棟の屋根には「自家消費型太陽光パネル」と「蓄電池」を設置し、日中に施設内で使用する電気の大部分を賄うほか、万一、災害により停電が発生した際には、蓄電池から電気を供給して事業継続が可能となるシステムを採用した。さらに、雨水を再利用し洗車や散水等に使用できるシステムを導入するなど、環境に配慮した循環型の施設となっている。
■海老名支店・海老名物流センター概要
住所:神奈川県海老名市社家5ー26-1
敷地面積:8935.51m2(2703.00坪)
プラットホーム面積:1233.33m2(373.08坪)
倉庫面積:2669.47m2(807.51坪)
太陽光発電設備:パネル出力 66.75kW
蓄電池:10kW
開設日:2023年2月27日