LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





大和物流/大阪エリアの基盤強化へ門真市に物流施設着工

2023年04月13日/物流施設

大和物流は4月13日、大阪府門真市において物流施設「(仮称)門真北島物流センター」を同月1日に着工したと発表した。

<外観イメージ>

20230413daiwa1 520x320 - 大和物流/大阪エリアの基盤強化へ門真市に物流施設着工

<位置図>

20230413daiwa2 520x290 - 大和物流/大阪エリアの基盤強化へ門真市に物流施設着工

大和物流は、1959年に大和ハウス工業の物流子会社として設立。建築・建材物流をコア事業とした総合物流業のほか、顧客のニーズに合わせた物流施設開発を全国で進め、現在、自社で管理・運営する物流施設は103か所・総延床面積約119万m2(約36万坪)に上る。また、ベトナムの現地法人を軸にグローバル展開も積極的に進めている。

同センターは、近畿自動車道「大東鶴見IC」、「門真IC」、第二京阪道路「第二京阪門真イIC」、「寝屋川南IC」から約3kmに位置し、大阪外環状線(国道170号線)をはじめとする幹線道路へのアクセスにも優れ、広域輸送と市内配送の両立が可能な立地。周辺には住宅地が多く、大阪メトロ長堀鶴見緑地線「門真南駅」や京阪電気鉄道京阪本線「大和田駅」などが利用できることから、雇用確保の面においても良好な職住近接の環境が整っている。

施設面では、北側と南側にカゴ台車やハンガーラックなどの荷役に適した高床式バースを採用し、30台の大型トラックが同時に接車可能。また、5階建ての建物ながら、貨物用エレベーター4基、垂直搬送機2基と合計6基の昇降設備を設置することで、迅速な商品の搬出入作業を実現する。

同社では、2022年10月に東大阪市に「東大阪物流センター」を開設するなど、大阪市近郊での物流基盤の強化を進めており、同エリアでのさらなる物流需要の増加を見据え、同センターの開発を決定した。竣工は2024年5月末を予定。竣工後は交通利便性と充実した施設仕様を活かし、主にメーカーや流通、小売業者向けの 3PL拠点として同社が運営する。

■施設概要
名称:大和物流「(仮称)門真北島物流センター」
所在地:大阪府門真市北島東町の一部
敷地面積:1万4742.20m2(約4459.52坪)
延床面積:3万80.75m2(約9099.43坪)
構造・規模:鉄骨造 地上5階建て、高床式2階は事務所のみ
床荷重:各階1.5t/m2
梁下有効高:各階5.5m
搬送設備:貨物用エレベーター  4基(3.6t  3基、4.6t  1基)
垂直搬送機:2基(1.5t)
アクセス:
第二京阪道路「第二京阪門真IC」から約 2.5km、「寝屋川南IC」から約 2.7 km
近畿自動車道「大東鶴見IC」から約2.6km、「門真IC」から約3.0km
最寄り駅:
大阪メトロ長堀鶴見緑地線「門真南駅」から約1.8km
京阪電気鉄道京阪本線「大和田駅」から約2.7km
京阪電気鉄道大阪モノレール「門真市駅」から約3.1km
JR東西線学研都市線「住道駅」から約4.3km
着工:2023年4月1日
竣工:2024年5月31日予定
稼働:2024年6月1日予定
施主:大和物流
設計・施工:大和ハウス工業
運営:大和物流

関連記事

物流施設に関する最新ニュース

最新ニュース