LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





トランコム/3月期の売上高2.9%増、営業利益6.9%減

2023年04月26日/決算

トランコムが4月26日に発表した2023年3月期決算によると、売上高1677億6000万円(前年同期比2.9%増)、営業利益74億3800万円(6.9%減)、経常利益75億7300万円(7.5%減)、親会社に帰属する当期純利益42億5300万円(19.6%減)となった。

ロジスティクスマネジメント事業においては、売上高は新たなカテゴリーである工業製品を取り扱う物流業務獲得等、新規拠点における増収要因があったが、既存拠点の一部業務縮小・撤退等の影響により、547億5100万円(1.3%減)となった。営業利益は、業界プラットフォーム構築に向けた先行投資費用の計上等により、41億1600万円(2.4%減)となった。

物流情報サービス事業では、貨物情報数が前年同期比9.5%増加、空車情報数は同6.9%減少、成約件数は同2.1%増加となった。売上高は成約件数の増加及び運賃単価の上昇により、927億2000万円(3.6%増)、営業利益は燃料価格の高騰等による適正な運賃単価の支払いを進めたことにより、26億4700万円(17.1%減)となった。

その他に区分される海外拠点においては、2022年1月~12月の業績が連結されている。海外においては、中国事業での物流センター運営と輸送業務の新規獲得、危険物輸送の免許の取得、また、ASEAN地区での成長強化として2022年1月にシンガポールで物流事業を行うStarlink Resources Pte.Ltd.及びH&S Co Pte. Ltd.の連結化により、売上高161億8500万円(22.1%増)、営業利益7億100万円(72.4%増)だった。

次期は、売上高1745億7000万円(4.1%増)、営業利益75億円(0.8%増)、経常利益76億円(0.4%増)、親会社に帰属する当期純利益50億円(17.6%増)を見込んでいる。

日本郵船/中国製鉄最大手との合弁会社が初の自社船輸送実施

関連記事

決算に関する最新ニュース

最新ニュース