AZ-COM丸和ホールディングスが5月10日に発表した2023年3月期決算によると、売上高1778億2900万円（前年同期比33.7％増）、営業利益113億6200万円（31.4％増）、経常利益119億4900万円（30.7％増）、親会社に帰属する当期純利益77億8000万円（27.0％増）となった。
物流事業では、全国向けの幹線輸送を強化したEC常温輸配送事業（46.0％増）、ファイズホールディングスの連結子会社化や大型物流センターの新規開設があったEC常温3PL事業（68.3％増）をはじめ全カテゴリが増収となり、売上高は1754億3400万円（32.9％増）となった。
利益面では、燃料価格や光熱費の高騰、成長・拡大に向けた先行投資によってコストが増加した一方で、積極的な営業開発による事業拡大、適正料金化の進捗、生産性の改善や新規連結子会社とのシナジー創出によって、営業利益は111億7700万円（33.7％増）となった。
次期は、売上高2000億円（12.5％増）、営業利益136億円（19.7％増）、経常利益140億円（17.2％増）、親会社に帰属する当期純利益87億5000万円（12.5％増）を見込んでいる。
