日本郵船は5月16日、ドイツの大手エネルギー会社EnBWエネルギー・バーデン・ヴュルテンベルクAG社(EnBW社)と新造液化天然ガス(LNG)船4隻の長期定期傭船契約を締結したと発表した。
これら4隻は、韓国のHD現代重工業で建造され、2027年から順次竣工を予定している。
優れた防熱性能をもつ容量17万4000m3のメンブレン型のカーゴタンクを装備。主機関には燃料消費効率に優れた二元燃料低速2ストローク舶用エンジンを搭載し、軸発電装置(Shaft Generator)や空気潤滑システム(ALS:Air Lubrication System)を採用して、従来のLNG船と比べ環境に配慮した仕様となっている。
■本船概要
全長:289.9m
全幅:46.1m
主機関:二元燃料低速2ストローク舶用エンジン
積載容量:17万4000m3・メンブレン型
建造造船所:HD現代重工業(韓国)
竣工予定:2027年
船籍:フランス