京都大学発EVベンチャーのフォロフライは5月18日、ラストワンマイルに適した国内初の1トンクラスEVトラック「フォロフライ F1 TRUCK」がスタンダード運輸に採用されたと発表した。
スタンダード運輸は、タカラスタンダードとの専属契約による関東各県への製品配送のほか、関東各県へ向けた雑貨類、飲料、食品などの輸送も手がけている企業。今回、脱炭素化の取り組みとして、輸送事業部にF1 TRUCKを導入し、営業運行を開始した。
F1 TRUCKは、フォロフライが創業10か月目となる2022年6月に発表した商用EVのセカンドモデル。フラットベッドやカーゴボディ等、荷台部分の汎用性が高く、冷蔵・冷凍などオリジナルで架装対応可能な車両として、生鮮食品の配送や引っ越し、農作業等から引き合いを受けている。
F1 TRUCKの納車は、今回が全国初。フォロフライは、同件を皮切りに丸紅オートモーティブとの販売連携を深め、全国で導入がすすむファーストモデル「F1 VAN」に続き、F1 TRUCKについても全国の物流企業への導入を加速させ、ラストワンマイルに特化した商用EVの実運用促進に取り組んでいくとしている。
■「フォロフライ F1 TRUCK」主な仕様
バッテリー容量:38.7kWh
充電時間:8時間(普通充電)
航続距離:300km
最高速度:100km/h
最大積載量:1150kg
保証期間:5年、最大12万km
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