ヤマトホールディングスは5月25日、KURONEKO Innovation Fundを通じて、宇宙空間向け汎用作業ロボットを開発するGITAI Japan(ギタイジャパン)へ出資したと発表した。
GITAIは、宇宙ステーションや月面などで宇宙飛行士に代わって作業を行う自律移動型ロボットアームや月面作業用ロボットローバー(探査車)を開発する日本発のスタートアップ企業。2021年には国際宇宙ステーション(ISS)船内で、自律型ロボットアームによる宇宙用パネルの組み立て作業などに成功しており、宇宙空間での実用化に向けて2023年中にISS船外での作業の技術検証を予定している。
KURONEKO Innovation FundのポートフォリオにGITAIを組み入れることで、難易度の高い作業の自動化や効率化に関する最先端技術の知見を深め、新たな価値提供につなげる。
■GITAI Japan会社概要
設立:2016年7月
所在地:東京都大田区羽田1-20-13
事業内容:宇宙空間向け汎用作業ロボットの研究や開発、製造
WEBサイト:https://gitai.tech/
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