日清食品冷凍は6月12日、冷凍食品の価格を9月1日の納品分から改定すると発表した。
世界的な食糧需要の高まりや為替変動の影響により、原材料価格や包装資材価格、エネルギー費などの大幅な上昇が続いている。こうした厳しい環境の中、同社では今年3月に冷凍麺製品について価格を改定したが、その後も資材価格やエネルギー費、人件費、物流費が想定を超えて上昇するなど、厳しい経営環境が続いている。
同社では全社を挙げて効率化、合理化を進め、可能な限りコスト削減に取り組むことで、製品の安定供給、安全で安心な品質の確保、そして製品価格の維持に努めてきたが、自助努力だけではコスト増を吸収できない状況となり、やむを得ず2023年9月から製品の価格を改定することとしたもの。
■概要
価格改定実施日：9月1日納品分から
価格改定率：出荷価格の約5〜20％アップ
主な対象製品：ラーメン、焼そば、お好み焼、米飯、和風麺、お惣菜
