伊藤園は6月26日、一部の飲料製品のメーカー希望小売価格の出荷価格を、2023年10月1日出荷分から改定すると発表した。
同社は製品の安定的な供給を目指し、これまで生産・輸送・販売等におけるオペレーションの効率化、生産性の向上といった様々な企業努力を積み重ねてきたが、「エネルギー費や物流費・人件費の高騰といった社会・業界全体におけるコストの上昇の継続、また包材などの資材価格や原料価格の高騰などが更に続いており、これまでの企業努力だけでコストの上昇を吸収し続けることが困難な状況」としている。
対象製品は、大型ペットボトル製品(2リットル) 11種類21品。改定率はメーカー希望小売価格を+6.6〜 9.3%改定する。