南日本運輸倉庫は7月3日、同社の配送拠点、川口フローズンセンターで「 無事故日数1000日」を達成したとして、同社の大園圭一郎社長が表彰を行ったと発表した。
同社は創業から50年、全国に冷蔵冷凍食品を届けている。川口フローズンセンターは主にコンビニエンストア(CSV)向け冷凍食品を扱い、北関東、埼玉県内、西東京市方面を配送先としている。
同社では、荷物を届けるなかで、日々刻刻と変化する状況に対し、配送内容や道路状況、荷主との連絡対応は、所長を中心に、センターが一手に引き受け、ドライバーがコア業務に集中できるよう業務の役割や責任の所在を明確化しているという。
つまり同センターは「伴走者」としての立ち位置を示しており、ドライバーの心理的ストレスを軽減する。この体制により無事故期間が1000日以上続き、表彰の対象となった。
同センターでは今後の目標として「2000日無事故」を掲げている。「2024年問題が喫緊の課題であり、今後ますます人材の多様化が進み、様々な背景や価値観を持った組織になると考えられる。南日本運輸倉庫では、職場環境の整備について、ハード面だけではなく安心して働ける職場づくり(ソフト面)も含めた好事例を水平展開していく」としている。