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出光興産/配送ネットワークとAI活用し道路維持管理サービス提供

2023年07月13日/IT・機器

出光興産は7月13日、同社グループの製品の配送車両とAIによる道路損傷検知技術を活用した、自治体向け道路維持管理サービスの提供を開始したと発表した。

<サービスのイメージ>
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このサービスは同社グループの製品を配送する車両に道路損傷検知アプリを搭載したスマートフォンを取り付け、日々の配送を利用して道路状態を解析するもの。2022年に茨城県鹿嶋市で同サービスの実証を行い、市が管理する道路に対して高頻度かつ広範囲に路面情報を取得できることが確認できた。

また、日常の維持管理業務にも改善効果を確認できたことから、今年度より同市に正式採用された。今後、同サービスの全国拡大を図るとしている。

なお、このサービスは日本全国にエネルギーを届ける輸送車両に、アーバンエックステクノロジーズが提供するAIによる道路損傷検知アプリを搭載したスマートフォンを取り付け、日々の配送中に道路状態の解析することを可能とするもの。

車両に設置されたスマートフォンが道路損傷を検知すると、損傷個所を自動で撮影して自治体へ報告する。自治体は、報告された情報をもとに修繕の必要性の判断、手配を行う。同サービスの活用により、自治体の道路管理者は役所内で勤務をしながらリアルタイムに路面情報を確認することができ、日常のパトロールや住民通報に伴う現地確認作業などの道路維持管理業務の効率化を実現する。

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