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ゲンキー/富山県小矢部市に物流&プロセスセンター開設

2023年07月18日/物流施設

ゲンキーは7月18日、富山県小矢部市に物流拠点「富山小矢部RPDC(リージョナル・プロセス・ディストリビューションセンター)」を同21日付で開設すると発表した。

<富山小矢部RPDC>
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RPDCとは、物流センター機能と食品のプロセスセンター機能を併設した拠点。ゲンキーでは、医薬品や日用品のほか、肉や野菜、おにぎり、弁当なども店舗で販売しており、2019年には岐阜県安八郡で「岐阜安八RPDC」を稼働し、安定的で効率的な物流網の構築と、本格的な精肉・おにぎり・惣菜などの食品製造を実現した。今回、2拠点目となるRPDCを富山県小矢部市に新設することで、これまで以上にスピーディに、鮮度の良い商品が提供できるようになる。

富山小矢部RPDCの開設による効果として、物流面では北陸、飛騨・高山エリアの物流網を強化することで、2024年問題・物流危機を克服し、物流コスト削減と物流品質の向上を図る。

同拠点には、DC、ドライTC、チルドTCといったロジスティクス機能を集約するとともに、物流センターを自前化することでノウハウを蓄積し、将来の1万店舗体制に向けた布石とする。また、バース予約システムによってトラックの待機時間を削減するほか、在庫ロケーション連動式垂直・水平搬送システムによって庫内作業の自動化を図る。

一方、プロセスセンター機能については、岐阜安八PCに加え、新たな食品製造ラインを拡充することで、従来以上に低価格で高品質な商品を提供する。

特徴として、商品の温度管理レベルを向上させる設備の導入や、新規カテゴリーの自前化を図るほか、精肉加工場の低温管理を強化し、より鮮度の高い精肉の提供を実現。新たな製造機械として、新たな炊飯機械や、サンドイッチの製造設備、連続フライヤー機械、直巻きおにぎり機械、しゃぶしゃぶ肉用スライサーを導入する。

■「ゲンキー富山小矢部RPDC」概要
所在地:富山県小矢部市芹川5466
敷地面積:2万5961m2(7867坪)
構造・階数:鉄骨造3階建て
建築面積:1万3497m2(4090坪)
延床面積:3万7910m2(1万1488坪)
建物高さ:24m
建物幅(南北/東西):93m/145m
建築会社:三越建設工業
稼働開始日:【物流センター(ドライ)】7月21日
【物流センター(チルド)】8月21日
【プロセスセンター】9月21日

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