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AZ-COM丸和HD/EC物流事業子会社の土浦新センターを稼働

2023年07月21日/物流施設

AZ-COM丸和ホールディングスは7月21日、子会社でEC物流事業の流通加工業務を提供する日本物流開発は、茨城県土浦市で2022年6月から建設していた物流センターが完成し、まず県内の1拠点を集約し、2023年7月に稼働開始し、最終4拠点集約完了後の同年9月より本格稼働すると発表した。

<センターの鳥瞰写真>
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<夜間のセンターの様子>
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<センター内部の様子>
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センターの特徴は、土浦市初の物流総合効率化法の認定を受けた特定流通業務施設として環境に配慮。常盤自動車道、北関東自動車道、首都圏中央連絡自動車道へのアクセスの良さを活かした広域な物流サービスを提供。定温管理スペース(25℃、30℃)の設置で温度管理が必要な商材の品質保持が可能だ。

このセンターは、日本物流開発としては最大の大型投資案件で、EC物流事業拡大の重要拠点とする戦略を掲げている。土浦市初の物流総合効率化法の認定を受けた特定流通業務施設として、県内既存物流センター(4拠点)の集約により大気汚染物質の排出量削減や環境負荷の低減と省力化を実現し、地域環境にやさしい物流事業を展開する。

また、新規顧客の誘致により、特に中小規模のECサイトを運営する顧客に対して、付加価値の高い流通加工業務を提供する。日本物流開発は今後、取扱い可能な商材の拡充により、顧客の事業拡大に一層貢献し「顧客の成長をロジスティクスの力でお手伝いする」というビジョンを実現する。

なお、センター事業内容は、既存物流センターの集約と新規顧客誘致により、中小規模のECサイト運営企業に対して、付加価値の高い流通加工等を含む物流代行を行う。

■概要
名称:土浦営業所
所在地:茨城県土浦市上坂田1458-1(常盤自動車道土浦北ICより1㎞)
敷地面積:1万6344m2(4944坪)
延床面積:1万8742m2(5670坪)
構造・規模:鉄骨造 2階建て
竣工:2023年6月
主な設備:22台同時着車可能なトラックバース、6台分のトラック待機場、屋根全面に太陽光発電設備を設置可能、外構空間に敷地内雨水の全浸透を可能とする雨水浸透層を設置

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