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山九/三重県に危険物倉庫を4棟新設、高機能製品等取り扱い

2023年08月07日/物流施設

山九は8月7日、2024年8月に三重県三重郡菰野町に危険物倉庫を4棟新設すると発表した。

<新倉庫イメージ>
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新倉庫の広さは約1000m2で4棟の合計は4000m2。消防法危険物第4類の貨物に対応し、リチウムイオンバッテリーなどの製品から、医療や半導体などに使用される中間財や原料などの高機能製品を主に取り扱う予定。四日市コンビナート地区からは車で30分以内の距離にあり、JIT配送などに活用のできるストックポイントとしての活用も可能で、幅5mの庇も備え雨天時の荷役にも対応している。

同地域には既に2か所の危険物倉庫を構えており(合計倉庫面積4606m2)、そのひとつに隣接する形で新倉庫を建設する。保管能力を増強することで、物量の波動に柔軟に対応するとともに、輸送効率の向上を図っていく。また、既存倉庫では危険品の流通加工機能も備えており、新倉庫の建設を機にこれらのサービスを推進していく予定だ。

今年5月、同社は大阪に関西最大級の危険物倉庫(約1000m2×8棟)を開設しており、今回の中部エリアにおける増設により、関東、中部、関西、九州を網羅する形で、全国13か所の自社拠点において、総延床面積約2万6800m2の危険物倉庫を運営する体制となる。

同社によると、険物倉庫に対するニーズはここ数年高い状態にあるものの、供給量不足が続いており、同倉庫がサプライチェーンの課題解決に貢献できると考えている。

■概要
名称:北勢第3物流センター
住所:三重県三重郡菰野町
大字永井字北西川原3080番17
開設時期:2024年8月
敷地面積:1万0879m2(事務所棟1棟)
倉庫面積:約4000m2(1000m2×4棟)
対応危険物:消防法第4類
機能:保税機能
コンテナバンニング機能
アクセス:東名阪自動車道 四日市東ICより10km、第二名神菰野ICより7km
設計・施工:三和建設

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