井本商運は8月9日、下関市の旭洋造船で建造された新造1000TEU型内航コンテナ船「かいふ」を日本海東航路へ投入すると発表した。
同船は、今年6月に竣工した当社運航船で国内最大の1000TEU型船「きそ」の同型船で、近海コンテナ船並みの大型船型となる。
日本海東航路(ひびき~秋田~新潟~富山)には2022年11月より400TEU型船「さくら」が就航していたが、国際コンテナ戦略港湾政策の一環として、輸出入貨物を戦略港湾へ集貨し、国内貨物(動脈・静脈)についても、2024年問題、トラックドライバー不足などのモーダルシフト需要に応えるため、投入船型を大型化するもの。
なお、北九州港(ひびき)から阪神港までは同社既存の瀬戸内航路を活用し阪神港へ接続をしていく。
■概要
名称:1000TEU型 内航コンテナ船「かいふ」
総トン数:9662G/T
全 長:141.90m
最大積載量:1096TEU
竣工年月日:2023年7月18日(旭洋造船)
井本商運、Marindows/次世代ゼロエミ内航コンテナ船PJ開始