三井E&Sは9月18日、米国子会社のPACECOとともに、カリフォルニア州ロングビーチのTotal Terminals International（TTI）から、大型岸壁用コンテナクレーン（商品名「ポーテーナ」）2基を受注したと発表した。
受注したポーテーナは70m超のアウトリーチを備え、2万4000TEUクラスコンテナ船への対応が可能となっており、ロングビーチ港と隣接するロサンゼルス港を含むエリアに三井E&Sが納入したポーテーナの中では最大級。
TTIから初のポーテーナの受注案件となるが、三井E&Sは2000年代以降現在までTTIにタイヤ式トランスファークレーン24基を納めている。
米国では国家安全保障に基づくクレーンの需要が高まる中、三井E&SとPACECOはこうした需要や期待に応え、米国港湾の顧客に信頼されるパートナーとして、貿易政策に沿った新たなクレーン調達先の選択肢を提供するとしている。
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