ダイワコーポレーションは7月15日、中高生を対象とした「キャリア教育推進のための企業訪問学習」の受け入れを実施したと発表した。
「企業訪問学習」とは、文部科学省のキャリア教育推進の一環として推奨されている取り組み。全国の中学生や高校生が社会を支える多様な職業について学び、自らのキャリアを考えるきっかけを得ることを目的としたものだ。
同社は民間コーディネーターのミューズを通じて、2024年に合計3校・18名の中高生を対象に学習機会の提供を行っており、2025年も前年に続き、2校の中学校から11名の生徒が参加した。
実施したプログラムは、同社の事業内容の紹介を通じて、物流業界について理解を深め、職業や将来のキャリアについて考えてもらうことを目的としている。
物流倉庫業に期待される社会的役割を伝えるだけでなく、倉庫現場を身近に感じてもらうことを目的に、採用活動でも使用するVRでの倉庫見学体験も実施。働くうえで大切なことや楽しさなど、これからのキャリア選択や将来を考えるきっかけにしてもらえるよう、グループワークも実施した。
参加者からは、「身近にあるお店にダイワコーポレーションが関わっていることを知りました」、「物流業といったら運送のイメージが強かったけど、倉庫での管理もしっかりしていなければ成り立たないと思いました」、「物流は世界を支える職業だと感じました」、「どの仕事もやりがいがあってつらいことばかりではない。チームワークはみんなの信頼があってこそ成り立つということが分かりました」といった声があった。
■企業訪問学習実施概要
実施内容:
物流業界のしくみ、社会的な役割について
当社事業内容について
働く楽しさって?仕事の存在意義(グループワーク)
VRを使った倉庫見学
計1時間30分
参加校:
愛知県大治町立大治中学校3年生5名(2025年6月4日実施)
神奈川県川崎市立南菅中学校2年生6名(2025年6月10日実施)
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