ダイワコーポレーションは9月5日、フォークリフト事故ゼロを目指す社内施策「第5回安全強化運動」を9月1日から11月30日の3か月間で実施すると発表した。
安全強化運動は品質管理を行うQMS推進部の主導のもと2019年から始まった社内施策で、物流サービスの品質向上と従業員の安全に対する意識統一・向上を目的とし、3か月間で目標達成を目指す取り組み。
第1回は「商品破損」、第2回は「フォークリフト運転ルール違反による事故ゼロ」、第3回以降は「フォークリフト事故ゼロ」を目標としている。昨年度の第4回では5営業所が目標を達成した。
期間中は各営業所内で社員の中から選出された安全強化運動リーダーが声掛けや見回り、勉強会の実施などを行い、社内ポータルサイトでそれらの活動を紹介し、全社で目標達成に向けて取り組んでいる。しかし、全9営業所での目標達成はできておらず、従業員全員のさらなる安全に対する意識改革や、業務効率化などは継続課題となる。
＜採用された掲示ポスター＞
また、第5回の節目としてさらに当事者意識を持って期間を過ごしてもらうため、掲示するポスターを社内で募集した。約1か月の募集期間でポスターデザインは23件、安全標語は98件の応募があった。
社長とQMS推進部による審査の結果、ポスターは入社2年目社員のデザインが、安全標語はこれまでの安全強化運動で使用していた案が今回も引き続き採用になった。
ポスターは安全強化運動準備月間である8月中に、各営業所に希望する枚数を配布。倉庫現場や入口などの目立つ場所に掲示している。
まずは第5回安全強化運動の目標「フォークリフト事故ゼロ」の全営業所での達成を目指すとともに、今後も安全に対する意識を高め、物流サービスや業務品質の向上を図っていくとしている。
