LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





ウィルポート/インパクトサークル、三井住友海上の3社で業務提携

2023年09月06日/3PL・物流企業

ウィルポートは9月6日、インパクトサークル、三井住友海上火災保険の3社でラストワンマイル配送を担う運送事業者や業務委託ドライバーを支援するため、この9月に業務提携契約を締結したと発表した。

3社は、各社のサービスを一体となって提供することで、運送事業者の事業継続・拡大を多角的に支援し、ラストワンマイルにおける課題解決(配送効率化、ドライバー確保、事故防止)を目指す。

<協業イメージ図>
20230906sansya1 520x232 - ウィルポート/インパクトサークル、三井住友海上の3社で業務提携

運送業界では、近年、EC市場の拡大で宅配便取扱個数は増加する一方、物流の2024年問題を踏まえ、一人のドライバーが短時間でより多くの配送を行える環境作りが求められている。また、慢性的なドライバー不足や軽貨物自動車の事故増加も課題となっている。

これらの課題解決に向け、ウィルポートの共同輸配送管理システム「Polaris Navi」、インパクトサークルのファイナンスサービス、三井住友海上の運転傾向・事故データ分析を組み合わせることで、持続可能な物流環境の構築を実現する。

この7月より軽貨物配送事業者のFIRST LIFEに、ウィルポートのPolaris Navi、およびインパクトサークルの業務委託ドライバー向けオートリースサービスの提供を開始した。また、三井住友海上が提供するドライブレコーダーの導入も開始しており、同社はこの取組を通じて、「共同配送による配送効率化」や「ドライバーの雇用拡大・所得向上」、「自動車事故の削減」を推進し、事業継続・拡大に必要な体制作りを行っている。

<新たなサービス開発 イメージ(例)>
20230906sansya2 520x181 - ウィルポート/インパクトサークル、三井住友海上の3社で業務提携

3社は今後、この取組を全国の運送事業者や業務委託ドライバーに拡大していく。また各社が保有するデータ・システムを掛け合わせることで、物流の効率化と業務委託ドライバーの働く環境・安全に資する新たなサービス開発を行い、ラストワンマイルにおける課題解決に一層貢献していくとしている。

関連記事

3PL・物流企業に関する最新ニュース

最新ニュース