LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





マルエツ、カスミ/プロロジスパーク八千代1に共同物流センター

2023年09月06日/物流施設

ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(U.S.M.H)は9月6日、マルエツとカスミの共同物流センター「U.S.M.H八千代グロサリーセンター」を千葉県八千代市に開設したと発表した。

<U.S.M.H八千代グロサリーセンターが入居するプロロジスパーク八千代1>
20230906usmh 520x260 - マルエツ、カスミ/プロロジスパーク八千代1に共同物流センター

同センターでは、自動化・省人省力化に寄与する最新設備やマテハン機器を多数導入し、実店舗向けリテールDCのオートメーション化に取り組み、構内作業、店舗配送業務、店舗オペレーションの最適化を目指す。

<水平式パレット流動棚「ニューマ・スルー」>
20230906usmh1 520x321 - マルエツ、カスミ/プロロジスパーク八千代1に共同物流センター

<無人搬送フォークリフト>
20230906usmh2 520x313 - マルエツ、カスミ/プロロジスパーク八千代1に共同物流センター

<デパレタイズロボット>
20230906usmh3 520x319 - マルエツ、カスミ/プロロジスパーク八千代1に共同物流センター

入荷された商品は、水平式パレット流動棚「ニューマ・スルー」によって自動搬送したのち、計7台導入したAGF(無人搬送フォークリフト)でデパレステーションへと運ばれ、デパレタイズロボットでピッキングされてコンベアーでピースソーターエリアとケース出荷エリアへ自動搬送される。

<クロスベルトソーター>
20230906usmh4 520x318 - マルエツ、カスミ/プロロジスパーク八千代1に共同物流センター

ピースソーターエリアに搬送された商品は、クロスベルトソーターで仕分けを行い、カテゴリー別に分類した状態でオリコンに入り、自動倉庫で一時格納。出荷指示に基づき、オリコン段積み機からカートラックに自動積み付けを行い、3台のAGV(無人搬送機器)で出荷エリアまで自動搬送される。

一方、ケース出荷エリアでは、搬送された商品に自動でラベルが貼り付けた後、各シュートへ商品が投入される。

U.S.M.Hは、同センターによってマルエツ・カスミにおける共同配送体制を構築するとともに、物流の「2024年問題」を見据えて車両の効率活用に取り組む。9月7日からマルエツ、同21日からカスミ向けの商品供給を開始する予定。

■「U.S.M.H八千代グロサリーセンター」概要
所在地:千葉県八千代市保品1809-1(「プロロジスパーク八千代1」3階)
賃借面積:2万360m2(6170坪)
センター運営:国分首都圏
取扱商品:【在庫対応】加工食品、菓子、飲料、酒中心に8500SKUを予定
【通過型】米、日用品、衣料品、事務消耗品等
稼働日:9月7日(マルエツ)、9月21日(カスミ)
稼働時間:24時間
カバー店舗数:74店舗(マルエツ36店、カスミ38店)

関連記事

物流施設に関する最新ニュース

最新ニュース