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井本商運/200TEU型船2代目「まや」の命名・進水式を実施

2023年09月06日/IT・機器

井本商運は9月6日、同月1日に広島県の小池造船海運において、200TEU型船「まや」1700D/W、245TEU積の命名・進水式を実施したと発表した。

同船は昨年7月の徳山下松港で横転沈没した初代「まや」(228TEU 積/2008年建造)のリプレイス船として建造され、その名を受継ぎ、2代目「まや」と命名された。

<2代目「まや」進水式の様子>
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初代「まや」は、一層甲板船だったが、事故の教訓をもとに、同船は2層甲板船とすることで安全性を向上させるとともに船員に優しい設計を目指した。

同船は荷役効率の向上及びA重油専焼船とし船員の労務負荷の軽減を図っている。さらに機関モニタリングシステム「HANASYS5」を搭載することで、陸上からの運航支援を行うことが可能となっており機器故障リスクの低減を図る。

同船は来年1月に引渡しを受け、同社瀬戸内・九州航路に投入予定。今後も同社は国際フィーダー貨物と国内貨物(動脈・静脈)のモーダルシフトによる海上コンテナ輸送の拡大を目指し、国際コンテナ戦略港湾及び我が国流通のさらなる省エネ化、低コスト化、多ルート化に寄与していくとしている。

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