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NX総研/倉庫作業分析「ろじたん」、時計感覚で操作しやすく

2023年09月06日/IT・機器

NX総合研究所は9月6日、倉庫内作業時間の計測・集計・分析ができるスマートフォンとタブレットを使った同社サービス「ろじたん」を、トラース・オン・プロダクト(TOP)の提供するウェアラブル端末「Cygnus2(シグナス2)」に対応させ、提供開始したと発表した。

ウェアラブル端末「Cygnus2」は、腕に着けるタイプの業務用デバイスで、大画面・長時間駆動により様々なアプリケーションを搭載可能なAndroid端末だ。腕に装着した「Cygnus2」からスマートフォンと同様の操作で「ろじたん」による計測が可能となり、腕時計を身に着けているような感覚で、高い視認性と操作性を実現した。

<Cygnus2の利用シーン例 >
20230906nxsouken1 520x344 - NX総研/倉庫作業分析「ろじたん」、時計感覚で操作しやすく

<Cygnus2上のろじたん操作画面例>
20230906nxsouken2 520x376 - NX総研/倉庫作業分析「ろじたん」、時計感覚で操作しやすく

同社の「ろじたん」は、倉庫内での作業について、どのスタッフが、どの作業に、どれだけの時間を費やしているか、ということを可視化し、物流現場の見える化と改善活動をサポートするサービス。

これまでは Androidのスマートフォンとタブレットのみに対応していたが、倉庫内作業はハンディターミナルを使った作業も多く「ハンディターミナルとスマートフォンの2台持ちによって作業に支障が出る」、「作業中にウエストポーチに入れたスマートフォンを取り出すのが難しい」などの意見もあったという。

今回のウェアブル端末であるCygnus2への対応により、作業時間の計測というサービス内容はそのままに、携帯性の向上と迅速な画面の確認や操作が可能になったことで、これらの問題を解決した。

さらにCygnus2は、ろじたん以外のアプリを実行することも可能。例えば、WMS(ウェアハウスマネジメントシステム)のアプリを一緒に稼動させることで、Cygnus2 をWMSの端末として使用しながら、「ろじたん」による計測を同時に行なうこともできる。

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