西日本鉄道国際物流事業本部（にしてつ）は9月7日、ANAの「SAF Flight Initiative」プログラムに参画し、CO2排出量の削減に貢献する取り組みを開始したと発表した。
＜「SAF Flight Initiative」プログラムに参画（写真提供：：ANA Cargo）＞
ANA 「SAF Flight Initiative」プログラムとは、持続可能な航空燃料であるSAFを活用して産業バリューチェーンのCO2排出量削減に顧客と共同で取り組むプログラム。
今回、同社は成田国際空港から中国の上海浦東国際空港向けの貨物便にてSAFを利用した貨物輸送を手配した。 こうした活動を通して、カーボンニュートラルな社会を実現するため、サプライチェーン全体でクリーンな物流サービスを提供し、地球環境の保全に貢献していくとしている。
SAFとは、バイオジェット燃料を含む持続可能な航空燃料（Sustainable Aviation Fuel）のこと。主に動植物や廃棄物由来の原料から製造されており、使用によりCO2排出量を従来燃料より約80%削減できるといわれている。
