LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





第一生命、丸紅/佐賀県鳥栖市の物流施設開発に約100億円を投資

2023年09月14日/物流施設

第一生命保険、丸紅、ecoプロパティーズは9月14日、ecoプロパティーズがアセットマネジメント業務を行う佐賀県鳥栖市での物流施設開発事業に対し、第一生命と丸紅が合計約100億円(第一生命約70億円、丸紅約30億円)の投資を決定したと発表した。

<物流施設の完成イメージ>
20230914marubeni 520x286 - 第一生命、丸紅/佐賀県鳥栖市の物流施設開発に約100億円を投資

同事業では、長崎自動車道「鳥栖IC」から800m地点に所在する土地2万8380m2に、地上3階建て延床面積4万5210m2の建屋を建設し、2025年2月の竣工を予定している。

建設地は、九州自動車道、長崎自動車道、大分自動車道が交差する「鳥栖JCT」に近接し、福岡市中心部をはじめ、九州地方各所へのアクセスが良好なエリアに位置。また、博多港、福岡空港などの物流ハブや、半導体関連企業の誘致で注目を集めている熊本などの近隣都市を結んでおり、立地優位性を備えている。

同事業で開発する施設のテナント企業はすでに決定しており、同施設に既存の物流拠点を集約し、輸送網の効率化や輸送に係る環境負荷の軽減を計画している。

<広域図>
20230914marubeni1 520x381 - 第一生命、丸紅/佐賀県鳥栖市の物流施設開発に約100億円を投資

<狭域図>
20230914marubeni2 520x335 - 第一生命、丸紅/佐賀県鳥栖市の物流施設開発に約100億円を投資

同事業では、ecoプロパティーズが土地の取得、物流総合効率化法に係る認定取得、開発・建築に係るコンストラクションマネジメント、建物竣工後の運用等、業務の全般を受託している。

第一生命と丸紅は、丸紅アセットマネジメント組成の不動産投資ファンド経由で、埼玉県川越市で物流施設を開発した実績があり、今回の事業でも互いの強みを生かしながら共同投資を行うとともに、物流不動産の開発・運用で豊富な経験があるecoプロパティーズが同事業に参画することで、物流施設開発に関するノウハウの蓄積や優良な投資機会の獲得につなげる狙いだ。

■物流施設概要
所在地:佐賀県鳥栖市姫方町642-1他(地番)
交通:長崎自動車道「鳥栖IC」800m
敷地面積:2万8380m2(8600坪)
延床面積:4万5210m2(1万3700坪、予定)
構造・規模:鉄骨造・地上3階建(予定)
竣工:2025年2月(予定)

関連記事

物流施設に関する最新ニュース

最新ニュース