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日本GLP/新たなグローバルデータセンタービジネスブランド発表

2023年09月21日/物流施設

日本GLPは9月21日、GLP Pte Ltd.(GLP)がテクノロジー、人、地球のより良い発展に寄与する新たなグローバルデータセンタービジネスブランドである「Ada Infrastructure」を立ち上げることを発表した。

<新ブランド「Ada Infrastructure」ロゴ>
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Ada Infrastructure は、ハイパースケーラーと大規模なグローバル企業のデジタルインフラのニーズに対応し、日本、英国、ブラジルにおいて既に 850メガワット(MW)のIT電力容量を確保し、将来的には総容量約1500 MWを目指す。

Ada Infrastructure は、元 Microsoft 幹部の Jennifer Weitzel がプレジデントとして統括する。Weitzelは、世界各地の戦略的拠点で高まるハイパースケール・データセンターの需要に対応するため、この1年のあいだに、業界の卓越した専門家をスカウトしてチームを編成した。このチームは、クラウドサービスとAIの急速な成長を、安全に、確実に、そして持続的に支援する。

Weitzel は、「私たちは、世界初のコンピュータープログラマーと称される Ada Lovelace の名を冠し、テクノロジーが社会にもたらす可能性を信じて活動している。彼女の精神を受け継ぎ、私たちは地域社会と地球に良い影響を与えつつ、世界を変える企業の増大するITニーズに全力で応えていく。私たちが目指すのは、顧客から協働を希望され、従業員が長期間働きたいと望むブランドの構築。それは同時に、私たちが暮らし働く地域への投資であり、経済的、社会的機会への公平なアクセスを創出し、育んでいくことを意味する」と述べている。

Ada Infrastructure のチームは、データセンターの顧客が、必要なときに、必要な場所で、必要なIT電力容量を確保できるよう尽力している。GLPが持つグローバルなネットワークと、各国のローカルな知見を掛け合わせ、Ada Infrastructure は需要の高い主要市場で迅速に用地を特定し、確保することが可能。さらに Ada Infrastructure は、日進月歩で効率とパフォーマンスが向上する最新のテクノロジーを常に取り入れることができるグローバルデザインを開発している。

GLPの共同設立者兼CEOである Ming Mei は、「データセンターは、現代社会をより効率的に運営する上で重要な役割を果たしており、世界が直面する大きな課題解決の舞台でもある。科学的発見、医学の進歩、通信システムの進化、利用しやすい新たな金融サービス、グローバルな商業、そして現在のAI革命はすべてデータセンター内で実現可能になっている。私たちは、Ada Infrastructure ブランドの展開によって、デジタルインフラの未来を切り開くこと、そして同時に地域社会や地球に対する貢献を果たしていくことを誇りに思う」と語っている。

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