日本梱包運輸倉庫は9月21日、岩手県胆沢郡金ケ崎町において(仮称)北上営業所金ヶ崎倉庫の建設工事に伴う地鎮祭を9月20日に行ったと発表した。
近年、このエリアは半導体関連および自動車関連企業の進出が進み、それに伴う物流・倉庫需要の高まりに合わせ事業拡大を図るため、また、物流業界の2024年問題への課題解決に向け、中継輸送拠点の能力強化を図り、北東北エリアに向けた配送能力を拡大させるため、新たな拠点を整備していく。
(仮称)金ヶ崎倉庫は東北道「北上金ヶ崎 IC」から 3.7km(5分)、「水沢 IC」から 5km(7分)、国道4号線に面した位置にあり、北上市、金ヶ崎町、奥州市の各工業団地へすべて約30分以内でアクセス出来る利便性の高いロケーションとなっている。
営業開始は2025年2月を予定しており、鉄骨造2階建て倉庫の延床面積は 2万6151.38m2、設備は、貨物用エレベータ5基、コンテナピット2レーン、2階の一部区画(6429m2)には空調設備の導入も計画している。また、全天候型インナーバースおよび高床ホームを備え、様々な条件の天候や車両に合わせた荷役作業が可能となる。
今後、北上営業所を母体とした北東北エリアへのハブ拠点として、同社グループの物流動線を活かした付加価値の高いサービスを提供し、幅広い物流網の構築を実現していくとしている。
■概要
名称:(仮称)北上営業所金ヶ崎倉庫
所在地:岩手県胆沢郡金ケ崎町
延床面積:2万6151.38m2
アクセス:東北道「北上金ヶ崎 IC」から 3.7km(5分)、「水沢 IC」から 5km(7分)、国道4号線沿い
構造:鉄骨造2階建て
設備:貨物用エレベータ5基、コンテナピット2レーン、2階の一部区画(6429m2)には空調設備