トナミホールディングスは10月2日、丸嶋運送の全株式を取得する株式譲渡契約を９月1日付で締結、10月2日に実行したと発表した。
同社グループは、コーポレート・スローガンを「TONAMI NEW PLAN 2023」とする第22次中期経営計画(2021年4月1日～2024年3月31日)の取り組みを進めており、新たな社会構造の中でトナミグループとして新しい経営ステージを目指し、事業の継続的成長に向け「業務資本提携や M&A」の積極的な展開を目指している。
丸嶋運送は、奈良県天理市を本社としてトラック輸送ならびに倉庫事業を展開し、中小ロットの混載便の仕組みを確立し、関西・関東圏へのスピーディーな配送を強みとしている。関西エリアにおける新たな同社グループの拠点として対象会社を経営に融合することで、総合的なロジスティクス提案力を強化することにより、業容の一層の拡大が期待されることから、この株式を取得することとしたもの。
丸嶋運送の連結子会社化を機に、グループインフラの利活用をはじめとする経営資源の連携や情報システムの共有など協業化を進め、生産性の拡大をはかることにより、更なる企業価値の向上に取り組んでいくとしている。
■異動する子会社（対象会社）の概要
商号：丸嶋運送
所在地：奈良県天理市上総町 300-3
事業内容：一般貨物自動車運送事業、倉庫業
資本金：4000万円
株主：個人株主
当事会社間の関係：資本関係・人的関係・取引関係はない。
直前事業年度の経営成績：売上高 約16.3億円
