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JR貨物/9月の鉄道コンテナ輸送量1.9%増

2023年10月11日/調査・統計

JR貨物が10月11日に発表した9月分の輸送動向によると、輸送実績はコンテナが159万5000トン(前年同月比1.9%増)、車扱が65万6000トン(2.2%増)で、合計225万1000トン(2.0%増)となった。

9月は、物価上昇による国内消費の伸び悩みが続いたが、前年同月は大雨に伴う奥羽線不通に加えて台風14・15号による減送の影響が大きかったため、輸送実績合計は前年を上回った。

コンテナは、食料工業品が、猛暑により清涼飲料水が好調だったほか、自動車部品は、半導体不足の解消が進み自動車生産が回復するなど増送となった。

一方、化学薬品は、需要低迷に伴う生産減が続き低調となったほか、農産品・青果物は、馬鈴薯等が堅調に推移したものの、記録的な猛暑の影響により玉葱、野菜類等が収量減となり減送となった。

車扱は、セメントが顧客の生産計画変更により前年を上回ったほか、石油がガソリン・軽油を中心に需要が堅調に推移し増送となった。

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