日本貨物鉄道(JR貨物)は10月13日、JR7社からなるJRグループと全国72社の民営鉄道事業者が加盟する日本民営鉄道協会(民鉄協)が、低炭素な輸送・交通モードとして旅客輸送および貨物輸送における鉄道のさらなる利活用を促進するため、連携し、PRを強化すると発表した。
JRグループと民鉄協の構成各社では、環境にやさしい鉄道の利用促進に取り組んできた。日本のカーボンニュートラルの実現に向けて、相対的に低炭素な輸送モードである鉄道のさらなる利活用促進(モーダルシフト)をめざすとともに、鉄道の環境優位性に対する社会的な理解促進に取り組むため、共通ロゴマークとスローガンを定め、鉄道業界一丸でPRを強化していく。
なお、この取り組みは、環境省による「デコ活(脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動)」に賛同した取り組みであり、デコ活アクションのうち、「できるだけ公共交通・自転車・徒歩で移動する」並びに環境省が推奨する「スマートムーブ」(CO2 排出の少ない移動方法を選択すること)の具現化につながることを期待している。あわせて、経済産業省および国土交通省が提唱する「グリーン物流」の実現にも貢献することをめざしている。
今後、共通ロゴマークとスローガンを活用し、各鉄道事業者のメディア(ウェブサイト、列車・設備・駅頭への掲出、車内ビジョン、ポスター、広告等)を通じた啓発の強化をはじめ、事業者横断でのPRを強化していく。
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