財務省が10月19日に発表した9月分貿易統計速報によると、輸出金額は9兆1981億円(前年同月比4.3%増)で3か月ぶりの増加、輸入金額は9兆1357億円(16.3%減)で、6か月連続の減少となった。
輸出と輸入の差引額は624億円で3か月ぶりの黒字だった。
輸出では、自動車(26.9%増)と自動車の部分品(12.0%増)、医薬品(32.4%増)が増加した一方、鉱物性燃料(22.7%減)、半導体等製造装置(14.5%減)、半導体等電子部品(8.0%減)が減少。
輸入では、石炭(49.5%減)、液化天然ガス(44.8%減)、原粗油(32.0%減)が減少した。