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NXHD/資源循環型ビジネスを展開する ecommit へ出資

2023年10月20日/SCM・経営

NIPPON EXPRESS ホールディングス(NXHD)は10月20日、本年1月に設立した CVCファンド「NX グローバルイノベーション投資事業有限責任組合」の第2号案件として、不要品の回収・選別・再流通を通じて資源循環型ビジネスを展開するecommit(ECOMMIT)に対して、10月13日に出資したと発表した。

<ecommit社事業概要>
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ECOMMITへの出資により、NXグループが重点産業と位置付けるアパレル産業の顧客に対し、ECOMMITの回収・選別ノウハウやトレーサビリティシステムと、NXグループのロジスティクスソリューションを組み合わせ、動脈・静脈物流を融合した新たな事業モデルを国内外で創出することに取り組んでいくとしている。

今後両社で行う共創活動を通じて、モノの廃棄を減らし、あらゆるモノの循環の仕組みを作ることで、あたらしいモノづくりのインフラ構築を推進する。また、NX グループのグローバルネットワークを活用し、地球規模での「廃棄ゼロ」のサーキュラー・エコノミーの実現を目指す。

なお、今日、モノの大量生産・大量廃棄による環境への負荷が世界的に深刻な問題となっている。この問題に対処するため、環境負荷の少ない製品づくりを促進し、廃棄物を減らすためリサイクル、リユースを推進することで環境への負荷を軽減し、持続可能な社会への転換を図ることが求められている。

そのような要求に応えるべく、ECOMMITは「捨てない社会をかなえる」をテーマとし、主にアパレル業界において、リサイクル・リユースに関するノウハウ、コネクションを15年以上にわたり蓄積、構築してきた。ECOMMITは、自社開発のトレーサビリティシステムにより、回収から再流通まで“モノの流れ”をデータ化し、捨てられてしまうものを回収・選別し、それを活用できる先へと繋げることで、サーキュラー・エコノミーの実現を目指している。

NXグループは、サスティナビリティビジョン「事業を通じて世界の人々のより良い暮らしと持続可能な社会の発展を支える」を掲げ、循環型社会の実現に向け事業活動で排出される廃棄物の削減と3R(リサイクル・リユース・リデュース)の推進、反復資材の活用や環境商材などの環境配慮型商品を提供してきた。

今後も、ビジネスモデルの進化や新たなサービスの提供、国内外の企業とのパートナーシップを通じて、サステナビリティ課題を解決し、循環型社会・持続可能な社会の実現に貢献していくとしている。

■投資先概要
名称:ecommit
所在地:鹿児島県薩摩川内市水引町2803番地
創立年月日:2007年8月17日
資本金:5億7401万円(資本準備金含む)
従業員数:130名(2023年1月現在)
事業内容:循環型社会に向けたインフラ・システム開発及びリユース・リサイクル事業
https://www.ecommit.jp/

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