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エレコム/カウネットと連携、1年で2000個もの段ボール資源削減

2023年10月20日/CSR

エレコムは10月20日、カウネットと同社の物流業務を受託するコクヨサプライロジスティクスと連携し、2023年9月22日よりカウネット社への梱包・納品の方法を段ボールから折りたたみコンテナへ変更したと発表した。

<物流倉庫で折りたたみコンテナを実際に使用している様子>
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一般的に荷物の梱包には段ボールが必要とされ、特に物流業界では必要不可欠なものとなっている。一方で段ボールはプラスチックと比較すると耐久性が低く、日々廃棄物が発生するためSDGsの観点からも問題視されていた。

製品を納品する際、段ボールの中に同一の製品だけが入っている場合と多種多様な製品を同梱している場合がある。今回の取り組みでは、複数の製品を同梱して、コクヨサプライロジスティクス社の物流拠点である首都圏IDCへ納品する際の梱包を折りたたみコンテナへ切り替えることとした。

コクヨサプライロジスティクス社への製品納品時に使用した折りたたみコンテナはエレコムにて回収し、次回以降の納品で再度使用する「リターナブル運用」を採用している。この取り組みにより、1年あたり約2000個分の段ボール資材を削減できる見込みとなっている。

エレコムは、今後も社会的責任を果たすためにサプライチェーン全体での環境負荷低減を目指していくとしている。

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