SBSホールディングス（HD）が11月10日に発表した2023年12月期第3四半期決算によると、売上高3250億6200万円（前年同期比1.5％減）、営業利益168億700万円（29.7％増）、経常利益170億8400万円（34.4％増）、親会社に帰属する四半期純利益93億8400万円（114.2％増）となった。
主力の物流事業では、既存顧客との取引拡大に加え、高い物流機能を求める新規顧客の獲得や、EC物流の需要取り込み等に注力したが、企業間物流における海外事業の運賃下落や物量減、家電・半導体等の取扱量減少の影響等により、当第3四半期連結累計期間の売上高は前年同四半期より172億1600万円減の3050億5600万円（5.3％減）、営業利益は同31億5700万円減の86億9100万円（26.6％減）となった。
不動産事業では、第1四半期において横浜金沢物流センター（横浜市）の信託受益権の一部譲渡ならびに東扇島倉庫（神奈川県川崎市）の譲渡を実施したこと等により、売上高は前年同四半期より115億8800万円増の131億200万円（765.3％増）、営業利益は同69億700万円増の76億9100万円（881.0％増）となった。
通期は、売上高4300億円（5.6％減）、営業利益190億円（13.0％減）、経常利益190億円（11.2％減）、親会社に帰属する当期純利益105億円（10.5％減）を見込んでいる。
