関電不動産開発は11月17日、北海道では初となる物流施設「札幌里塚物流センター」を取得したと発表した。今後、「KRD-Logistics札幌里塚」として運用していく。
＜取得した物流施設外観＞
同物件は札幌市内に位置し、千歳空港・苫小牧湾に至る北海道縦貫自動車道・国道36号線に近接している。陸海空の物流インフラが集約された良好なアクセスにより、北海道の中心エリアをカバーする物流ネットワークの構築が可能で、北海道内屈指の物流の要衝となっている。
全館LED照明（一部、人感センサー付）、節水型トイレ・水栓を採用し、環境や省エネルギーに配慮した施設となっており、BELS評価の認証を取得予定。また、屋根全面に太陽光発電システム（発電出力：366.3kW）を導入している。
同社は物流施設を主要なアセットと位置付けており、現在、同物流施設を含め7件の物流施設を保有・運用し、新たに3件の物流施設の開発に取り組んでいる。今後も、高い需要が見込まれるエリアへの積極的な投資を通じ、物流事業の成長と拡大を図っていく考えだ。
■概要
施設名称：KRD-Logistics札幌里塚
所在地：北海道札幌市清田区里塚二条4-1-1
敷地面積：2万1710.16m2（6567.32坪）
構造規模：鉄骨造4階建、塔屋1階
延床面積：2万6681.36m2（8071.11坪）
竣工時期：2018年12月
床荷重：1.5t／m2
有効高さ：各階5.5m以上
