佐川急便は11月30日、宮城県白石市と市民サービスの向上ならびに地域の活性化を図るため「包括連携協定」を締結し、11月29日、白石市役所において締結式を行ったと発表した。
<(左から) 白石市 山田 裕一 市長、佐川急便 南東北支店 小平 英昭支店長>
主な協定内容は、(1)災害対策(地域防災への協力)に関すること、(2)地域の安全・安心に関すること、(3)観光支援に関すること、(4)地域産品の流通・販売支援に関すること、(5)環境保全に関すること、(6)その他、地域活性化に関すること。
この協定の締結を契機に、佐川急便は双方のリソースやノウハウを有効に活用し、協働することで多様なサービスの創出、持続可能な暮らしやすいまちづくりと地域活性化を目指し、社会的課題の解決・改善に取り組んでいくとしている。
なお、佐川急便は社会インフラの一つである物流を担う企業として、保有するリソースやノウハウを活用し、地域経済の活性化や、持続可能な社会の実現に向けた活動を積極的に取り組んでいる。その一環として、官民一体となって地域課題に取り組む「SAGAWAタウンサポート」を全国の自治体へ展開している。
SAGAWAタウンサポートとして、観光やビジネス客の利便性を目的とした「手ぶら観光」や、交通インフラの維持・物流の効率化・環境負荷低減に効果が見込まれる「貨客混載事業」等を促進している。また、子どもや高齢者の見守り活動や災害時における物資の輸送支援等、地域の安全・安心に資する活動も行っている。