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SBS東芝ロジスティクス/モーダルシフト取組、新規開拓部門表彰

2023年11月30日/3PL・物流企業

SBS東芝ロジスティクスは11月30日、日本物流団体連合会が主催する「令和5年度モーダルシフト最優良事業者公表・表彰制度」において、「モーダルシフト取り組み優良事業者賞 新規開拓部門」を受賞したと発表した。

<左から日本物流団体連合会 真貝会長、SBS東芝ロジスティクス取締役の村井工常務執行役員>
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今年度、初めて申請を行い、モーダルシフトの新規案件を1件以上実施し、応募時点でモーダルシフトの輸送開始から3か月以上継続して現在もこの案件の輸送を行っている事業者に賞される「新規開拓部門」に選定された。

同社は、輸送CO2削減およびドライバーの負荷軽減を狙いに、2008年から鉄道によるモーダルシフトに取り組み、東芝ライテック社製商品(照明機器等)の国内の物流を調整する機能を持つ倉庫(千葉県柏市)から、地区配送機能を持つ倉庫(北海道恵庭市と福岡県志免町)向け輸送の鉄道化を完了した。

しかしながら、最大の地区配送機能倉庫(大阪市)向け輸送は、出荷物量の規模が大きく(対北海道:9倍 対九州:2倍)、また日々の出荷波動が大きいため鉄道化に難航してきた。

今回、鉄道貨物輸送の拡大を日本貨物鉄道と協働し、ほぼ毎日運航していた 10tトラックの代替えとなる31ftコンテナ便の確保、運行時刻に合わせた庫内作業シーケンスの大幅見直しと、貨物基地までの輸送の委託調整、更には従来便に比較し着時間が遅れることに関して顧客の東芝ライテックにも理解協力を要請し、輸送CO2排出量の削減活動に関係各社が合意した。この結果、従来60%程度に留まっていた該当製品の鉄道輸送率は90%を超えるまでに拡大した。

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