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日本GLP/福岡県で9.1万m2の物流施設竣工、4社の入居決定

2023年12月05日/物流施設

日本GLPは12月5日、福岡県小郡市で延床面積が約9万1750m2の先進的物流施設「GLP 福岡小郡」が竣工したと発表した。

<「GLP 福岡小郡」外観>
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「GLP 福岡小郡」には、自社開発システムを強みとした総合物流企業のケー・エム・カーゴ、マテリアルハンドリングメーカーのダイフク、冷凍冷蔵の物流サービスを提供する三友通商、九州を基盤とした車輛ネットワークに強みをもつ物流企業の丸都運輸の4社の入居が決定している。

「GLP 福岡小郡」は、長崎自動車道「鳥栖 IC」より約 2.7km、九州横断自動車道と九州縦貫自動車道の結節点となる「鳥栖 JCT」から約 700m と至近にあり、先進的物流施設への需要が高まる九州地方への広域配送拠点として大変恵まれた物流適地にある。

また、西鉄天神大牟田線「西鉄小郡駅」と甘木鉄道「小郡駅」から徒歩圏内と通勤アクセスも良く、住宅エリアも近くにあることから、雇用確保における優位性も併せ持っている。

九州エリアは半導体事業を含む精密機器産業の経済的伸長により、関連する企業から先進的物流施設への需要が拡大しており、この傾向は今後も続くと予想される。

<従業員用カフェテリア>
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この物件は最大8テナントが入居可能な4階建てのマルチテナント型施設。先進的物流施設としては希少な最小区画約6600m2からの賃貸が可能で、さまざまなスペースニーズに対応することができる。また、就労環境への配慮として、開放感溢れる従業員用のカフェテリアを設置している。カフェテリアには24時間稼働の売店を併設するほか、ソファ席やカウンター席などさまざまなタイプの座席を設け、快適な就労環境の提供による入居企業の雇用安定をサポートする。

<半屋外型ウッドデッキと一体化したリビングラボ>
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<寛ぎの空間を提供するリビングラボ>
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さらに、日本 GLPとして初めての試みとなる「リビングラボ」を設置し、展開するALFALINK ブランドの「Open Hub」と共通のコンセプト「地域に密着し開かれた物流施設」を本物件にも導入する。「リビングラボ」は、緑豊かなアプローチをエントランスに設け、地域の人々が直接アクセスできるように設計された、開放的半屋外型のウッドデッキ付空間。地域の集会所やファーマーズマーケットなどのコミュニケーションの場として、また人々が気軽に訪れ寛げる場として活用される予定で、入居企業と地域が融合し、地域コミュニティの発展に貢献することを目指している。

<「GLP 福岡小郡」広域図>
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<「GLP 福岡小郡」周辺図>
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■施設概要
施設名:「GLP 福岡小郡」
所在地:福岡県小郡市小郡 923-12
敷地面積:4万2920.33m2
延床面積:9万1752.09m2
構造:地上4階建て、耐震S造
着工:2022年7月
竣工:2023年11月
認証取得:CASBEE A 認証、Neary ZEB 認証 取得済み

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