福山通運と小丸交通財団は12月11日、福岡県中央警察署と共催で、福岡市立春吉小学校で全校児童145名を対象に交通安全教室を同月8日に開催したと発表した。
春吉小学校は町の中心部にあり、車の交通量が多い幹線道路に面しているため、登下校中の大型車両との交通事故を防止したい学校の要望を受け、トラックの特性や危険性の実体験や、交差点での交通事故防止についての体験学習を行った。
児童からは「交差点では、必ず離れたところで信号を待ちます」など、交通安全意識を強くした感想があがった。
小丸交通財団は、交通安全思想の普及啓発活動を目的として2013年9月9日に創立。全国の小学校を中心とした交通安全教室の開催や交通事故防止の啓発活動を行っているほか、海外で日本語を学ぶ学生に学習成果を発表する機会を提供し、交通安全意識の向上や日本との文化交流を目的に日本語作文スピーチコンテストを開催するなど、持続可能な開発目標(SDGs)を支援している。