大友ロジスティクスサービスが12月15日に発表した2023年10月期決算の業績は、売上高が245億9400万円(前年同期比11.7%増)、営業利益11億7200万円(23.2%減)、経常利益12億1100万円(17.1%減)、当期純利益9億7300万円(5.6%減)となった。
この事業年度においては、真岡営業所及び滋賀営業所拡大に向けた事業用土地の取得、新規賃借物件の契約等による保管案件拡大を獲得するとともに、運送事業の拡大に取り組んだ。
一方、得意先からの保管案件を獲得するため、ひたちなか営業所佐和倉庫の新設、豊橋営業所の増築、岡山営業所及び小山営業所の倉庫拡大等を行い、商品管理部門の売上拡大に取り組んだ。
セグメント別の業績は、半導体不足及び海外部品調達遅れに伴う自動車メーカーの生産調整が継続している状況においても、新規案件の獲得により、売上高は196億3824万5000円(9.6%増)となった。セグメント利益はウクライナ侵攻に伴う原油高及び円安進行による資材価格及び電気料金の影響があったが、20億2721万7000円(20.8%増)となった。
来期の業績予想は売上高273億2100万円(11.1%増)、営業利益6億1900万円(47.2%減)、経常利益5億1900万円(57.1%減)、当期純利益3億3900万円(65.1%減)を見込んでいる。
大友ロジ 決算/10月期中間決算の売上高4.9%増の126.61億円